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環境とエンジンにやさしいディーゼルオイル「シェル リムラ RL シリーズ」
シェル リムラ シリーズとは
大型から小型まで、世界中で愛用されているオイル、それがShell Rimula(シェルリムラ)です。時代の流れとニーズに応じて優れたパフォーマンスを発揮するShellの高性能オイルシリーズで、お客様のトータルのコストダウンを提供します。
環境への貢献・トータルコストの削減を考えると、これからはLow Ashオイルが選ばれます。
Shell Rimula Low Ashシリーズは、排出ガス後処理装置の目詰まり防止はもちろん、高い熱・酸化安定性と優れたスス分散性でエンジン保護を実現します。
※建設機械は、【DH-1】【CF-4】【CF】等が指定されています。Shell Rimula Low Ashシリーズのご使用は避けてください。
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一部の車両にだけLow Ashタイプのオイルが指定されているが、2種類持つのは面倒だ。 |
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一つのオイルで排出ガス規制対応者にも、非対応車にもお使いいただけます。
車輌によるオイルの使い分けが不要です。 |
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新車にLow Ashが指定されている。 |
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豊富なラインナップ。
管理方法・オイル交換距離、コストに応じて、最適な油種をお選びいただけます。 |
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現在の管理方法のままで、Low Ash油に変更したい。 |
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Low Ash油に変えても、オイル交換距離を延長したい。
車輌管理費や、メンテナンス費用をもっと削減したい。 |
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オイル交換距離の延長によって、オイルの使用量・廃棄物を削減します。 |
排出ガス後処理装置(DPF等)のメンテナンス間隔・寿命の延長により、さらにメンテナンスコストの削減が期待できます。 |
Shell Rimula R6 LM
環境対応型・全合成ディーゼルエンジン油
シェルグループの総力を結集した超ロングドレインの環境対応型全合成ディーゼルエンジンオイル
●品質レベル:API CI-4 ACEA E6、E7
●メーカー規定:MB228.51、VDS-2
●特長:世界最高級グレードで超ロングライフエンジンオイル
【Shell Rimula R6 LMの特長と仕様メリット】
- 全合成油で、超ロングドレインを実現します
- Shell Rimula R6 LMは、シェルグループの開発した合成油と、先進の添加剤技術の採用により、優れた熱・酸化安定性、清浄性を有するため、極めて長寿命です。さらに、省燃費性に優れ、かつ蒸発しにくいためオイル消費の低減が期待できます。
- エンジンの耐久性を向上します
- 燃焼時に発生するススは、オイル中に混入することで、動弁系摩耗の原因となります。Shell Rimula R6 LMは、ススを効果的に分散することにより、摩耗を防止し、油膜を強固に保つ合成基油の効果もあいまってエンジンの寿命を延長します。
- 排ガス後処理装置(DPF等)のメンテナンス間隔を延長します
- 超高性能油でありながら、排ガス後処理装置に悪影響を与える、硫酸灰分・リン分・硫黄分を低減しています。また、DPFの目詰まりを抑制し、背圧の上昇を最小限にすることで、DPFのメンテナンス間隔を延長し、燃費の悪化を抑制することが可能です。
- 様々なタイプの車輌にご使用いただけます
- 日米欧の様々なエンジン試験をクリアしており、国産車の新型・従来車はもちろん、輸入車にもご使用いただけます。メルセデスベンツ、ボルボ等からロングドレイン油として承認されています。(建設機械は除く)
粘度
グレード |
密度
(15℃)
g/cm3 |
引火点
(開放式)
℃ |
流動点
℃ |
粘度mm2/s |
粘度
指数 |
塩基価 |
硫酸灰分
wt% |
@40℃ |
@100℃ |
塩素酸法
mgKOH/g |
過塩素酸法
mgKOH/g |
10W-40 |
0.850 |
244 |
-32.5 |
80.6 |
13.0 |
162 |
7.0 |
9.0 |
0.90 |
※代表性状値は、商品の改定により、予告せずに変わる場合があります。(2008-11)
Shell Rimula R5 LE 10W-30(シェル リムラ R5 LE 10W-30)
環境対応型・高性能ディーゼルエンジン油
新型・従来車輌、様々なエンジンに適合する、環境対応型合成ディーゼルエンジンオイル
●品質レベル:API CJ-4 CI-4plus、ACEA E9 E7、JASO DH-2
●メーカー規定:Volvo VDS-4
●特長:最新規格を保有し様々なタイプの車輌に適合するエンジンオイル
【Shell Rimula R5 LE 10W-30(シェル リムラ R5LE 10W-30)の特長と仕様メリット】
- 優れたエンジン保護性能
- APIのディーゼルエンジン油の最新規格であるCJ-4に適合し、優れた油膜保持性能を持つため、エンジンを摩耗から保護し、エンジン寿命の延長に貢献します。
- 優れた省燃費性
- 合成油を採用したことにより低温流動性が高く、特に寒冷地でのエンジン始動性の改善が期待できます。また、スス分散性に優れ、燃費悪化を防ぐので、省燃費効果が持続します。
- ランニングコストの低減
- エンジン油の交換距離の延長と、DPFのメンテナンス軽減によるランニングコスト低減が期待できます。
優れた高温清浄性/優れたスス分散性/耐金属腐食性/優れた省燃費性/低灰分によるDPF適合性
- 様々なタイプの車輌にご使用いただけます
- API CJ-4に適合し、最新のエンジンを搭載したトラック、バスから従来車まで使用可能です。またVolvo社の最新規格にも適合するので、Volvo社のすべての車両のエンジン油としてもお使いいただけます。
Shell Rimula R3 L Extra / R4 L-J
環境対応型・高性能ディーゼルエンジン油
最高級のパフォーマンスで最大級の価値を提供する、環境対応型ディーゼルエンジンオイル
●品質レベル:JASO DH-2
●特長:ロングドレイン性とエンジンプロテクションを追求した環境対応型高性能エンジンオイル
【Shell Rimula R3 L Extra / R4 L-Jの特長と仕様メリット】
- ロングドレイン
- 部分合成油をベースに、独自の添加剤技術でロングドレインを実現。車両のメンテナンスを簡素化します。
- エンジンを長持ちさせます
- 高い耐磨耗性で、エンジン磨耗から協力に保護。エンジンの長寿命化が期待できます。
- JASO DH-2 DPF対応
- DPFの目詰まりを防止することで、DPFのメンテナンス間隔の延長と燃費悪化の抑制が期待できます。
- 新型車にも従来車にも適合
- 一つのオイルで新型車にも従来車にも使用可能です。(建設機械は除く)
粘度
グレード |
密度
(15℃)
g/cm3 |
引火点
(開放式)
℃ |
流動点
℃ |
粘度mm2/s |
粘度
指数 |
塩基価 |
硫酸灰分
wt% |
@40℃ |
@100℃ |
過塩素酸法
mgKOH/g |
塩酸法
mgKOH/g |
10W-30 |
0.875 |
220 |
-27.5 |
64.6 |
10.9 |
161 |
8.2 |
7.0 |
0.96 |
15W-40 |
0.871 |
230 |
-27.5 |
107.2 |
14.3 |
136 |
8.2 |
7.0 |
0.96 |
※この製品は、予告なく改良を加えることがあります。(2006-05)
DH-2オイル よくある質問
DH-2オイルについてよくある質問をまとめました。
- DH-2オイルはDPFがついていない車でも使えますか?
- はい、DH-2オイルはDPF非装着車にも使えます。
日本製エンジンに最適な規格である『JASODH-1』規格に、排ガス後処理装置に適した性能を付加したものが、『JASODH-2』規格です。したがって、『JASODH-2』はDPFを装着していない車両はもとより、フィルターを後付けしたすべての国産トラック・バスに適合したディーゼルエンジンオイルなのです。
- DH-2オイルは尿素SCR装置搭載車には使えないんですか?
- いいえ、DH-2オイルは尿素SCR装置装着車にも使えます。
『DH-2オイル』は、「APICF-4」規格並みのディーゼルエンジンジン性能を有しており、尿素SCR装着車にも、何ら問題なく使用することが出来ます。
ディーゼル車から排出される環境負荷物質は、燃料やエンジンオイルに起因するPMといわれる微粒子状未燃物質とNOX(窒素化合物)に大別されます。燃焼温度を高めると、PMは減少するもののNOXは増加します。逆に燃焼温度を下げるとNOXは減少しPMは増加する、相反する関係にあります。DPF装着車は、燃焼温度を下げNOXの発生を抑え、発生したPMをDPF装置で捕捉します。そのためDPFフィルターの目詰まり防止対策として灰分を低く抑えた、『DH-2オイル』が必要となってきます。一方、尿素SCR装着車は高温で一気に燃焼させるため、PMの発生を抑えられます。したがって、特に『DH-2オイル』のような低灰分油は必要とはせず、従来タイプのエンジンオイルの使用が可能です。とは言っても、PMの発生が100%抑制されているわけではないため、『DH-2オイル』を使用することにより、さらにPMの発生を抑えることが出来ます。
- DH-2オイルは建設機械にも使えますか?
- いいえ、『DH-2オイル』を建設機械に使用することは、差し控えてください。
『DH-2オイル』は主としてバス・トラック用、特に新長期排ガス規制対策車用の規格です。建設機械における排ガス規制は第3次規制で、「EGR」での対応が主体であり、まだ「DPF装着」や「尿素SCR装着」にまでは至っていません。『DH-2オイル』を建設機械に使用すると、(1)早期のオイル劣化(2)ベアリング部(特にEGR部)の腐食・摩耗の増加(3)シリンダ、メタルの腐食・摩耗の増加の恐れがあるため、建設機械メーカーは『DH-2オイルの使用は禁止。DH-1オイルの使用』を指導しています。また、建設機械用エンジンは一部を改造し≪船舶用≫≪自家発用≫エンジンにも使用されています。これらは燃料として軽油を使用しているものだけではなく、A重油を使用する場合もあります。これら用途にも、『DH-2オイル』は使用せず、『DH-1オイル』を使用してください。
- 粘度グレードが同じ10W-30であればCF-4よりDH-2のほうが省燃費効果が期待できる?
- はい、粘度グレードが同じであれば、『CH-4オイル』より『DH-2オイル』のほうが省燃費が期待出来ます。
エンジンオイルに起因する排気ガス中に含まれるススは、DPFフィルターで捕捉され、堆積してきます。この堆積量があるレベルに達すると、フィルター自動再生装置が起動し、ススを燃焼させます。しかし、自動再生装置が起動しない低速走行においては燃料を噴射し、強制的にススを燃焼させるため燃費の悪化につながります。『DH-2オイル』はDPFフィルターへ堆積する灰分量を最小限に抑えることができるため、強制再生の回数を最小限に減らすことができるため、燃費の悪化を抑えることが出来ます。また、DPFフィルターへススが堆積することにより、DPF圧力損失が高くなり、燃費を悪化させます。したがって、DPFへの目詰まり防止性能を持った『DH-2オイル』を使用することで、燃費改善が期待出来ます。
- API CF-4オイルより、DH-2オイルのほうがロングドレインなんですか?
- いいえ、『DH-2オイル』が『CF-4オイル』よりロングドレンとは限りません。
前述したように、『DH-2オイル』のディーゼル性能は、『API CF-4』が基本となっています。これに、日本製エンジンに適した性能、排ガス後処理装置に適した性能を付加したものです。無闇にオイル交換距離を延長するのではなく、使用車種・走行条件等により最適オイル交換距離を設定することが肝要です。